「簿記の勉強を始めてみたけど、用語とか仕訳とか難しいなぁ。才能ないのかな…」
今回の記事はこんな人に向けた記事です。
結論から言うと、
「簿記3級は継続して勉強すれば誰でも合格できる!!」
です。
とはいえ、継続を長い期間続けるのは非常に難しいです。
勉強を始める時に強い意志を持って始めたとしても、
といった考えがあなたを何度も誘惑してきます。
そのため、
誘惑に負けて勉強に挫折してしまった…
継続するためにはどうしたらいいんだろう?
と言う人も多くいることかと思います。
というわけで、この記事では私が簿記の勉強で挫折し、どうにか乗り越えた経験をお話ししようと思います。
簿記の勉強を始めたけど、途中で「これ、続けられるのかな?」と不安になったり、壁にぶつかったりしたことがある方、そんなあなたに、私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです!
挫折の瞬間
まず、私の失敗談から話していこうと思います。
簿記の勉強を始めたとき、最初のうちは順調に進んでいました。
基本的な仕訳や帳簿記入もすぐに理解できて、調子が良かったんです。
しかし、徐々に内容が複雑になり、特に
などでつまずくようになりました。
ある日、試験対策の模擬問題を解いてみたら、全く解けない問題が続出し、
「これ、ほんとうに理解できてるの?」
と、自信を失ってしまいました。
最初のうちは「少し難しいけど、続ければできるようになるだろう」と楽観的に考えていましたが、試験が近づくにつれて焦りと不安が募りました。
勉強してもしても成果が見えず、「このままでは合格できないかも」と感じるようになり、モチベーションもどんどん下がっていきました。
私はこの時、簿記以外のモチベーションや自信も失いかけていました…
挫折の原因を探る
振り返ってみると、私が挫折した理由には以下5つの原因がありました。
1. 内容の難しさに圧倒される
簿記は一見簡単そうに見えるかもしれませんが、実際には非常に細かいルールや仕訳がたくさんあります。
特に試算表や財務諸表の作成など、複雑な問題に直面すると、
「こんなに難しいのか…」と感じてしまうことがあります。
難しい問題に取り組むと、自分の理解度に自信がなくなり、挫折感を覚えることが多いです。
私も簿記2級の難しさに何度も(5回以上)挫折しました
2. モチベーションの維持が難しい
勉強を始めた最初は
絶対に簿記の資格を取ってやるぞ!
と意気込んで始めたものの、勉強を続けるうちにモチベーションが下がってしまうことがあります。
特に、成果がすぐに見えないと、「このまま続けても意味があるのかな?」と感じてしまい、勉強を続ける気力が失われてしまいます。
成長が感じられない努力は中々続かないよね〜
3. 時間管理の難しさ
簿記の勉強には時間がかかりますが、学校や部活、アルバイトなど、忙しい日常の中で学習時間を確保するのは大変です。
「もっと時間があれば…」と思ってしまうことも多いです。
時間が限られていると、一度つまずくと、その後の学習が進まなくなり、挫折感が増すことがあります。
一般的に簿記には、以下の勉強時間が必要だと言われています。
これらの時間を確保するためには多くの準備をする必要があるため、簿記の勉強を続けるのが難しくなることがありました。
勉強時間の確保をしないまま、勉強を始めてしまったんだね
4. サポートが不足している
簿記の勉強を一人で進めるのは孤独なこともあります。
質問したいことがあっても、相談できる相手がいなかったり、答えがすぐに得られなかったりすると、「自分だけがわからないのでは?」と不安になりがちです。
サポートがないと、困難に直面したときにモチベーションが一気に下がってしまうことがあります。
勉強を続けるには「仲間」を作るのが大切なんだね!
5. 過去の失敗や挫折の影響
過去に似たような試験や勉強で挫折した経験があると、「また同じことになるのでは?」と不安になることがあります。
特に、自分に対する自信が失われていると、新しい挑戦にも消極的になりやすいです。
過去の失敗が心のブレーキになってしまい、簿記の勉強が続かなくなることがあります。
筆者は英検準一級に落ちてしまった経験があり、その無力感が蘇ってくることがありました。
乗り越えるために試したこと
しかし、これらの挫折は誰もが味わっているものであり、これを乗り越えなくては合格することは一生できないと考えました。
最初からできる人なんて誰もいないからね!
挫折を乗り越えるために、以下の方法を試しました。これが私にとって大きな助けとなり、最終的には簿記の勉強を再開するきっかけになりました。
対策1: 「基礎からコツコツと学び直す」
一通りテキストを読んでみたけど、実際に問題を解いてみると全く解けない!
そんな時は基礎に立ち返って一つ一つの概念をじっくりと理解することが大切です。
私も、試算表がうまく理解できないときは、簿記のテキストに戻り、基本的な仕訳や帳簿処理から再確認しました。
基礎がしっかりしていると、複雑な問題も少しずつ解決できるようになりました。
私は簿記2級の勉強中に挫折をしすぎて5回以上、一からやり直しました
対策2: 「小さな成功体験を積み重ねる」
モチベーションを維持するためには、小さな目標を設定して、一つ一つ達成していくことが効果的です。
例えば、今日は「仕訳帳を5ページ進める」など、達成可能な目標を設定することで、達成感を味わいながら少しずつ前進することができました。
最初は『テキストを1ページ読む』というくらい簡単な目標から始めるのがおすすめだよ!
対策3: 「時間の見える化と優先順位の付け直し」
私が効果的だったのは、学習スケジュールを見える化することです。
毎日のスケジュールを見直し、簿記の勉強に集中する時間を意識的に作りました。
例えば、通学時間や隙間時間を利用して短時間でも勉強するようにしました。
これで、忙しい日常の中でも少しずつ進めることができました。
目の前のやることが分かっているだけで、継続の難易度はグンッと下がった気がします
対策4: 「学習コミュニティやオンラインフォーラムの活用」
私が役立ったのは、オンラインでの学習コミュニティやフォーラムに参加することです。
そこで同じ目標を持つ人たちと情報交換をしたり、質問を投げかけたりすることで、サポートを得ることができました。
こうしたコミュニティに参加することで、孤独感が軽減し、疑問点も解決しやすくなりました。
私は友だちと勉強グループを作って目標を宣言し合っていました
対策5: 「ポジティブなマインドセットの育成」
過去の失敗が心のブレーキになっていたので、ポジティブなマインドセットを育てることにしました。
「過去の失敗は学びの一部」と考え、自分を励ます言葉を毎日鏡の前で声に出して言うようにしました。
これにより、自分への信頼を取り戻し、新たな挑戦に前向きに取り組むことができました。
『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければそれは成功になる。』と松下幸之助さんも言っていましたね!
成果を感じた瞬間
これらの方法を実践することで、少しずつ理解が深まり、モチベーションも戻ってきました。
特に、小さな目標を達成することで、自信がつき、試験対策にも前向きに取り組むことができました。
私が設定していた小さな目標は
などです。(これら以外にも色々目標を設定しながら勉強を続けられる環境を作りました。)
結果として、試験にも合格することができ、「最初の挫折も無駄ではなかったんだ!」と実感しました。
目標の達成はモチベーションの維持に効果的だね!
終わりに
挫折は誰にでもあるものですが、それをどう乗り越えるかが大切です。
私も多くの試行錯誤を経て、簿記の勉強を続けることができました。(これからも続けていきます!)
もしあなたが挫折を感じているなら、今回紹介した方法の中から自分に合った方法で乗り越えてみてください。
きっと、乗り越えた先には新たな成果が待っているはずです!
一緒にがんばりましょう!
この記事が役に立ったら嬉しいです!それでは、またお読みいただけるのを楽しみにしています!
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